野球にも様々なボールの種類がある
一口に野球といっても、使用するボールには様々な種類が存在しています。まず種類を大きく分けるとなれば、硬式と軟式に分類することができます。簡単に説明すると、プロ野球選手や春夏の甲子園で高校球児が使用しているのが硬式で、日本全国で親しまれている草野球で使用されているのが軟式ボールです。
大きな違いはその硬さにあります。そもそも材質が違うのですが、硬式は非常に硬く飛距離も出やすくなっています。また、変化球もかかりやすいという特徴があります。それに対して軟式ボールは、ゴムでできているため、パワーヒッターがバットの芯でとらえるとボールが変形して飛距離が出なかったり、ポップフライばかりになってしまいます。
そのため軟式野球はピッチャーが有利と言われています。軟式野球特有のボールの弾みを利用した作戦も存在します。どちらにせよ、硬式では怪我をするリスクが高くなりますので、遊びながら楽しむ目的としては使用される事はありません。
そして、硬式も軟式も複数のメーカーが製造していますので、種類によっても特徴があると言われています。もちろん、経験者でなければわからない位の違いではありますが、特にピッチャーは気を使うようです。